しばらく更新を休んでいて申し訳ございません。開発で忙しかったからです。
さて、既報の通りVOCALOID4が発売されました。対応DBの情報も含めていろいろと書いていきます。
V4を使用した動画
V4発売に伴い、動画も幾つか上がっているようです。
まずはデモソングから。
次は、上記デモソング「Close to You」のVSQXも作成したcilliaさんのカバー曲です。原曲はbuzzGさん作です。両方ともクロスシンセシスとグロウルの効果がわかりやすい!
こちらもすごいと思いました。調整はコリンさん、原曲は同じくbuzzGさんです。
こちらはどのDBをクロスシンセシスしているかわかりやすいです。VSQX作成はPrismAさんです。
こちら2つの動画の作者は気配りPです。
V3ライブラリでクロスシンセシスをしている動画です。
こちらはIA公式サイトで配布されている神無月PのVSQXを使用して、ミクV3のOriginal→Solidでクロスシンセシスをしています。
私も試してみましたが、クロスシンセシスはそれほど大幅にしない印象です。変化し過ぎたらそれはそれで困りますがw
V3発売の時と比べて、あまり盛り上がっていませんね…。現時点でV4の機能をフル活用できるDBがVY1V4だけってこともあると思いますが。ルカV4XやV4ゆかりが出たら盛り上がるのでしょうか?
パワー系DB「結月ゆかり 凛」発表
まず、ゆかりさん、3周年おめでとうございます。
「VOCALOID 4 結月ゆかり 凛」発表 | VOCALOMAKETS blog
ウィスパー系DB「結月ゆかり 穏」に加えて、パワー系DB「結月ゆかり 凛」が発表されました。同時に、従来のV3ライブラリの流れを汲むDBの名称が「結月ゆかり 純」となることも発表されています。これでV3ゆかりのDBは純、穏、凛の3種類となります。
イラストはこちら。
デモソングはこちら。
鏡音リン・レンV4Xの進捗
リンちゃん、レンくん、7周年おめでとうございます。本来は生誕祭の日に動画を紹介しようと思いましたが、今年は殆どニコ動を見ていないので断念しました…。
それに伴い、wat氏がリンレンV4Xの進捗に関してツイートしています。
【リンレンV4Xについて】発売は2015年予定。リンレン共に日本語/英語に対応。日本語はE.V.E.C.に対応。収録は35%終了しています。
— crypton_wat (@vocaloid_cv_cfm) 2014, 12月 27
以前は2015年第3四半期予定だと言っていましたね。英語対応、日本語はE.V.E.C対応ってことはルカV4Xと同じ仕様になると考えて良いのでしょうか?
【リンレンV4Xについて】ルカV4Xは、かなり「息の成分」に凝った仕様になりってますが、リンレンはやはり「力強さ/声の張り」のバリエーションが重要になりそうです。ただ力強いだけなく、力強さに行く前の”タメ”が出来るようになればいいなと考えています。
— crypton_wat (@vocaloid_cv_cfm) 2014, 12月 27
【リンレンV4Xについて】E.V.E.C.の内容に関してはルカV4Xの反響などを踏まえて詰めていく予定ですが、ACT1の音声波形を利用したものなど、幾つかアイディアを練っています。制作状況については、今まで通り随時ツイートしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
— crypton_wat (@vocaloid_cv_cfm) 2014, 12月 27
ACT1ファンには朗報かもしれません。私はリンsweetやレンseriousの流れを汲んだ声色を出してほしいと思いますが。
もちろん鏡音リン・レンV4Xも、買います! 楽しみにしていますよ! 一方で未だにAppendを買っていないのですが、買うべきかどうかはV4Xの内容次第で判断したいと思います…。
V4エディター関連情報
発売前にアップデーターが公開
早速ですが、発売前にV4エディターやボカキュー4のアップデーターが公開されています。インストールしたら当てておきましょう。特にLilyがクロスシンセシス対応になっています。
クロスシンセシス対応一覧
VOCALOID™ | VOCALOID4 Cross-Synthesis / ボーカロイド4 クロスシンセシス
ヤマハの公式サイトでクロスシンセシス対応一覧が公開されています。お手持ちのDBがクロスシンセシスに対応しているかどうか確認しておきましょう。
VOCALOID公式ページにてVOCALOID4のクロスシンセシス使用可能DB一覧を公開中! | VOCALOID Link
よって、現時点(2014/12/18)で利用できるのは、
- VY1V4(ヤマハ)/4種類
- VY2V3(ヤマハ)/2種類
- ギャラ子NEO(ヤマハ)/2種類
- 初音ミクV3(クリプトン)/最大7種類(Light, Vividは別売)
- MEIKO V3(クリプトン)/3種類
- KAITO V3(クリプトン)/4種類
- megpoid(インターネット)/最大5種類(各DBは別売)
- がくっぽいど(インターネット)/最大3種類(各DBは別売)
- Lily(インターネット)/2種類
- IA(1st Place)/2種類(但しIAのみのユーザーは別途IA ROCKSを購入する必要あり)
の10キャラとなります。
V4エディターの改善すべき点
ルカV4Xが発売されてからV4エディターを買おうかどうか迷っていましたが、上記動画を見て私も一足先にV4エディターを買ってしまいました。V3エディターを持っているので優待価格だしw
V4エディターを使ってみて気づいた改善してほしい点を列挙してみます。
- V4エディターになって設定(プリファレンス、パートの歌唱スタイル、マイシンガー、VSTプラグインの場所、JobPluginなど)のインポート・エクスポートができないのが不思議。
- V3エディターからの設定のインポートもできるようにしてほしい。
- 複数のJobPluginを一括で追加できないのも不思議(現状では1つづ追加する必要がある)。
- クロスシンセシス用に一度セカンダリーシンガーを指定するとプライマリーシンガーが変更できなくなってしまう。せめてセカンダリーシンガーをなしにしたら変更できるようにしてほしい。
アップデートで改善されることを期待しています。