初音メトロ

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続・VOCALOID4発表の感想

VOCALOID Linkで前記事が引用されているので、それに対して私も意見を書いてみたいと思います。

手短に参ります。

元記事はこちら。

【殴り書きコラム】VOCALOID4の未来は…どっちだ!? | VOCALOID Link

ありにゃん様がVOCALOID4について非常に興味深い考察がありましたので、引用しながら僕個人の意見を述べようと思っています。


中には参入するとしながらもそのままフェードアウトした団体もありましたね。リング・スズネヤルイ・ヒビキと言ったVOCALOIDフェスタ(→VOCALOID NEXT)とか…。

これはボーカロイドルとSeeUの中の人と並んでV3の黒歴史ですね…。

こちらは「BRUNO」「CLARA」「MAIKA」が発売され、特に「MAIKA」は基本スペイン語のみですが、他にもポルトガル語、イタリア語、カタロニア語、英語、日本語が歌えるとのことで、日本でもそこそこ人気があるようです。

MAIKAの体験版は紹介したことがあり、試したこともありましたが、これは知りませんでした。海外での人気はどうなんでしょうか?

また、中国も上海禾念信息科技有限公司という会社が「洛天依」「言和」と出しましたが、こちらは会社内のゴタゴタがあった末に「Vocanese」というブランドで「楽正綾」「戦音Lorra」が現在開発中ではありますが、余りパッとしていないのが現状でしょうか。話によると会社内のゴタゴタがなければ「洛天依」の日本語ライブラリが発表されていたかも、と言うのもありますし。

そういえばゴタゴタがありましたね…。チャイナでは人気なんでしょうか?

あとは、日本でも引用文にでていないところではボカロCDを出しているEXIT TUNESが「MAYU」を出しているわけですが、こちらも余りぱっとしていない感じですね。

EXIT TUNESがMAYUを積極に収録していますが、どうなんでしょう? 私的には成功度は蒼姫ラピス並またはそれ以下だろうと思います。

そう考えると、ヤマハ・インターネット・クリプトン以外で成功しているとしたら引用文にもある1st PLACEとAHSと共同で結月ゆかりを出したボカロマケッツ位なものかな、と思います(個人的には「ボカロPになりたい!」のウィーヴも健闘しているとは思いますが)。

前記事の別項でも述べたとおり、結月ゆかりの成功はVOICEROID版があったのが大きいと思います。Ranaは出たばかりでまだ成否がわからないのであえて言及しませんでした。

ただ、V3のライブラリもそのまま使えることを考えると、ヤマハが下位互換的な位置づけで続けるのであれば、今後もV3ライブラリを出す所もあるのではないかと思うんですよね。

この発想はありませんでした。V3ライブラリを出し続けるのもありですね。ただ、大人気になるかどうかは別ですが…。


確かに割合的には女性が多すぎましたね。

確かに女性ライブラリは食いつきが良い、と言う部分があったりするのは否めませんが、V3でリリースされた男性ライブラリと言ったら、がくっぽいどにVY2V3、ZOLA、KAITO V3、BRUNO、YOHIOloidの8人(ZOLAは3人換算)で、しかも英語DBがあるのはKAITO V3とYOHIOloidのみという寂しい状況ですし。

良く、色んな所で男性ボカロを!と言う意見を耳にしますけれども、正直女性ライブラリ上位になってしまうのは仕方のないことではありますが、やっぱり男性ライブラリはある程度の数は必要だと思うんですよね。

特に若い女声のライブラリが多すぎるような気がします。女声ライブラリでも、少女声(ユキちゃん第2号?)、おばさん声、おばあさん声を出してもいいんじゃないかと思います。

だから、複数ライブラリが作れなくてもグロウルを付加するだけでも充分だと思いますし、複数ライブラリがあればそれに越したことはないですが、今まで培ったテクニックは変わらず使えるわけですし、そこら辺は工夫ではないでしょうか。それに最初は単数しか作れなくてもインターネットのMegpoid・がくっぽいどの様にライブラリ毎の単体発売と言うのもありだと思いますしね。

Triphoneのようなものですか。あれはライブラリ制作メーカーに任せられていて、必須ではありませんね。クロスシンセシスもV4の目玉新機能ですが、実装するかどうかはライブラリによるのでしょうか。

むしろ、例としては、後にIA ROCKSを出したIA、ウィスパー系音源を出す予定の結月ゆかりのほうがふさわしいと思います。ただ、GUMIやがくぽもIAもゆかりもそれなりに人気があるわけですし、人気や知名度が低い音源が後に追加ライブラリを出すのは難しいと思います。それならV3で出すのもありかもしれません。


これについては、当のヤマハが「ギャラ子NEO」にて「ギャラ子Talk」と言うVOICEROIDと同じエンジンのソフトを付属させてしまったことで、これ自体は当分の間ペンディング、若しくは力を入れないのではないか、と思っています。それこそ「餅は餅屋」という事で、VOCALOIDは「歌」を主軸にする事に専念するという意思表示が確固となったような気がします。

うーん、これ(ヤマハがVOCALOID-flexを諦めたことなど)は分かりますし、CeVIOもカスタマイズ性が高くて使い勝手がよいのですが、やっぱり私としては「ミクにボカロと同じ声でしゃべらせたい」って気持ちがあるんですよ。ボカロのキャラ自体が人気となっている今、「音楽は苦手だけどしゃべりなら…」っていう需要はあると思います。VOCALOID-flexじゃなくていいので、しゃべりが簡単にできる機能をつけてくれたらいいと思います。

ちなみに現時点でボカロを喋らせるにはAquesSpeakというソフトがお勧めです。また、Megpoid TalkにもVSQXファイルに出力する機能があります。しかし、これらはボカロエディタに統合されていないので、ボカロエディタに標準で喋らせる機能がついたらさらに便利だと思いました。

喋らせるための調整が面倒と思う時点で私は効率厨、プログラマー脳なのかな…。

こちらは僕の記憶が確かであれば、企業は当然の事ながら、個人開発者でもヤマハとの契約を結べばVOCALOID APIを使ってのプログラム開発は行えるはずです。ただ、契約を結ぶに際してそれに値するほどの企画書を提示する必要がありますし、果たしてヤマハをうねらせる様な企画書が書けるかどうかが一番大きなハードルになるわけですが…。

プログラマー視点では、逆にそういうクローズドな姿勢が便利なツールが出てくる妨げになっていると思うんですよね…。個人開発者が契約を結ばなきゃ開発できないっていうのはハードルがありますよ。

VOCALOID APIがGDL等、ある程度自由に使えるライセンスとなれば話は別ですが、そう簡単には一般に公開することは難しいのではないでしょうか。

GPLは難しいですが、MITやApache Licenseぐらいだったら可能かも知れないです。

余談ですが、VOCALOID EditorのJobPluginも盛り上がっていない気がします。

  1. VOCALOID STOREでしか配布できない
    未確認ですが、後にSTORE以外でも配布できるようになったのかも知れません。
  2. Lua(JobPluginはLuaで開発する)がプログラミング言語としてマイナー。
    スクリプト言語だけみてもPythonとかRubyのほうがメジャーですね。それぞれの開発者の得意な言語が使えたら開発してみようと思う人が増えるかもしれません。
    現状でも、JobPluginには外部プログラムを呼び出す処理だけ書いて、外部プログラムを好きな言語で書けば可能ですよね。ぼかりすが外部プログラムを呼び出している例。ただし、Windowsでしか動かない、Macでしか動かないってことになる可能性大。
  3. ボカロPで開発もできる人が少ない。
    これが最大の問題。作詞もできるボカロPやイラストも描けるボカロPとは比べ物にならないくらいプログラミングもできるボカロPは少ないと思います。逆にボカロPじゃない開発者は、音楽とかDTMのことが分かっているとは限らないから、ボカロPの需要を把握できるとも限らないんじゃないでしょうか。

VOCALOID APIを公開しても3つ目の問題点で開発が盛り上げるとは限りません。しかし、実際にVOCALOID APIのSDKを公開してみないとわかりません。公開するしてみるだけの価値はあるのではないでしょうか。

まぁ、これはこれでJobPluginを活用されている方にはあると便利でしょうけれども、これについてはクリプトンの頑張り次第でしょうか。

今後の改良に期待します。


それこそVoxWaveのALYSの様にCeVIOに鞍替えしたり、E-CapsuleのブランドVOICEMITHが夏語遙のプラットフォームにUTAUを選んだりと、必ずしもVOCALOIDデないといけない、という選択肢もなくなってきています

UTAUもライブラリによっては人間に近い歌声を出せますし、CeVIOも感情を込めたしゃべりができるという点で魅力的です(CeVIOについてはいつかレビュー記事を書きます。歌声が1種類しかないのはネックですが…)。ライブラリを出す企業側もユーザー側(ボカロPなどのDTMer)もリスナー側もボカロじゃなきゃ行けないって時代になっているのでしょうか。

ある意味V4はVOCALOIDの今後を占うバージョンになるのではないか

V4が成功するか、失敗に終わるかですね。今後の様子を見ていきましょう。

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