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「ボカロPになりたい!」はお買い得なのか?

2014年9月9日(火)にボーカロイド初の分冊百科が創刊。

オリジナルVOCALOID「Rena」もついてくるそうです。

「ボカロPになりたい!」とは?

公式サイトはこちら。

説明するのが面倒(というかまだ詳細が分からない)なので、ほぼ引用で。

そんなあなたでも、隔週刊『ボカロPになりたい!』があれば、パソコンを使って思い通りに、ボーカロイドのオリジナル曲とそのPV(動画)を作れるようになります。

隔週刊ということは、ほぼ月2回発行されるってことですな。

ボーカロイドのオリジナル曲とそのPV(動画)を作成するために必要な、歌のパートを作るためのボーカロイドソフトや伴奏のパートを作るための音楽ソフト、楽曲に動画をつけるための動画ソフトのほか、音楽素材動画素材、教材など全て、マガジンとDVD-ROMにてご提供いたします!

これについては次の項目で詳しく。

内容

以下の3つのソフトが収録されている模様。

  1. 歌のパートを作るためのボーカロイドソフト「VOCALOID™ 3 Editor」「VOCALOID™ 3 Library Rana
  2. 伴奏のパートを作るための音楽ソフト、音楽素材「Singer Song Writer Lite 7 for Rana」
  3. 楽曲に動画を付けるための動画ソフト、動画素材「MikuMikuDance (MMD)」「Rana公式モデル

注目すべきなのは、太字の部分。RanaというオリジナルキャラクターのVOCALOIDライブラリーとMMDモデルが付属します。

Rana

Ranaのプロフィールはこちら。

その中からライブラリとしてのスペックを引用。

ライブラリの中の人は、人気声優の加隈亜衣さん。

推奨音域:G#2-F4
推奨テンポ:85-145

私の知らない人ですけどね…。初音ミクの中の人の藤田咲さんも知らなかったしまあいいか…。

本当に買いなのか?

ここからが本題。

※ ソフトはWindows専用です。各ソフトにには使用期間が設けられており、2~5号おきに設けられている更新用のシリアルナンバーが必要です。
全30号購読すると、無期限のソフトが手に入ります。

全30号のこと。創刊号は799円(税込)、通常号(2号~30号?)は1,420円+税。全30号揃えると合計いくらかかるか計算してみましょう。創刊号は税込になっており、税抜価格を求めるのが面倒なので、通常号の価格を税込(1,533円)に統一して計算します。

799+1,533×29=45,256

45,256円となります!

初音ミク V3 と比較

では、既存のボカロと価格を比較してみます。

初音ミク V3は、5DB、Piapro Studio(クリプトン製のボカロエディタ)、Studio One(音楽ソフト、音源、素材)が入って17,280円となります。さらにアマゾンでは約14,000円、英語DBも入った初音ミク V3 バンドルが約18,000円で購入できます。

MMD自体は無料ソフトなので、作者サイトで無料でDLすればいいし、ミクのMMDモデルも無料のものがいくらでもあります。

問題はテキストですが、初音ミク V3、MMDともに解説本がいくつか販売されており、いずれも2,000円前後で購入可です。

アマゾンでバンドルを買ってテキスト代(2冊)を含めたとしても2万円強と、「ボカロPになりたい!」を全30号そろえるよりも半分以下で済みます。しかも、RanaのDBが1つだけなら5DB(バンドルは6DB)の初音ミクV3のほうが圧倒的にコスパが高いでしょう。

Music Maker MX2 音楽をはじめるパック + VOCALOID と比較

他のボカロでも比較してみましょう。

「Music Maker MX2 音楽をはじめるパック」は音楽ソフトのMusic Maker MX2にガイドブックとDVDをセットしたもので、アマゾンでは約16,000円で販売しています。同じAHSの結月ゆかりスターターパックは約14,000円なので、それでも約3万円で購入できます

Music Maker MX2 音楽をはじめるパック + VOCALOID3 結月ゆかり スターターパック

ゆかりのMMDモデルもミクよりは少ないながらも、無料のものが存在します。MMDのテキスト代(約2000円)を含めても約32,000円で済みます。ミクV3を買うほどではありませんが、全30号揃えるよりもこちらのほうが安いです。

Singer Song Writer Lite 8 + VOCALOID と比較

「ボカロPになりたい!」に付属しているSinger Song Writer (SSW)  Liteは7です。しかし、現時点での最新バージョンは8です。これなら素直にSSW Lite 8を買ったほうがいいとも言えます。

インターネット社のオンラインストアではSSW Lite 8と自社のボカロのセットの割引販売をしています。今月限定かも知れませんが。

最も高いMegpoid Complete スターターパックとのセットや、がくっぽいど COMPLETE スターターパックとのセットの定価でさえも44,000円(税別)です。割引価格はそれぞれ34,600円35,900円となっています。

VOCALOID3 スターターパック Megpoid Complete+Singer Song Writer Lite 8お買い得セット & VOCALOID3 スターターパック がくっぽいど COMPLETE+Singer Song Writer Lite 8お買い得セット

ありにゃん的には複数DBのボカロが欲しいなら(こだわらないなら)価格的にもクリプトンのボカロを買ったほうがいい気もしますが、「ボカロPになりたい!」と比較するならSSW Lite 8という点ではこちらの方がいいでしょう。

もちろんGUMIやがくぽのMMDモデルも多数存在します(以下略)

諸事情でリンクはしません。ご了承下さい。

  • コンピュータミュージック総合オンラインショップ shop.ssw.jpへようこそ! http://shop.ssw.jp/

創刊号をお試しと思って買うのはあり(まとめ)

「ボカロPになりたい!」の問題点・不安点をまとめてみました。

  • 全30号購入してボカロとSSW Liteの完全版を手に入れるには45,256円かかる
  • SSW Liteのバージョンが古い
  • Macは非対応(前の項目で取り上げたMusic MakerもWindows専用ですが…)

そして最大の不安点はこれ。

※ 本シリーズの刊行中に、ソフトの内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。

それどころか30号出る前に廃刊になるかも知れない。そうなると迂闊に手を出せません。

実際多数のボカロ(日本語ボカロは全て?)を所有するごぼうPも、買わないという決断を下しています。

新ボカロRanaについて。by ごぼうP|ごぼうPのブログ

買 え ま せ ん 。

初めて買わない宣言をしたごぼうP。

その時
歴史が動いた。

※ここからは飽くまで個人的意見です。

DAWやエディターを持ってない人や初心者の方にとっては安いと思いますが、自分自身、その辺りは既に整っていますので、ボカロだけ欲しい人にとっては、4万5千円はちょっと高い・・・。

しかも30号出る前に廃刊になる可能性も否めない。
危ない橋は渡れません。伝説のボカロとして扱おう。

つまるところ、買いかどうかは45,256円出してボカロライブラリとMMDモデルとテキストを手に入れる価値があるかどうかでしょうな。私もDAW(初音ミクV3付属のStudio One)もエディター(V3 EditorとPiapro Studioをともに所有)も持っているので無駄になる可能性が高いです。知識はあまりありませんが…。

テキストは要らないけど、ボカロライブラリだけはほしい!って人はパッケージ版単体が出るのを待ったほうがいいでしょう。というか、DAWやエディターを持っていない人や初心者でも(特にこだわりがないなら)初音ミクV3と解説本を買ったほうがいいと思う

しかし、創刊号は799円なので、創刊号だけをお試しだと思って買うのはありかも知れません。

コメント

  • 45,256円…
    よっぽどのrana好きじゃないと買わないでしょうね…

    | あたま | 返信
    • 一応私も創刊号を購入しました。
      本来ならレビュー記事を既に公開しているはずでしたが、私が体調を崩したため大幅に遅れています。しばらくお待ち下さい。
      実際に創刊号をやってみて、誰が購入すべきか、すべきではないかも書いてあります。

      | ありにゃん | 返信
  • 私も今日創刊号だけ買いましたが、まだ興味本位で首を突っ込んだだけなので
    正直お得かどうかさっぱり分からないです・・・(DTMなんぞ一切手を出したことが無い)廃刊になる可能性も踏まえて考えてます

    | はちまき名無しさん | 返信
  • 今更コメントするのもなんですが、ごぼうPさんは結局11号あたりの作曲講座を見るまでは購入継続しているようですよ

    | 名無し | 返信
  • 30刊まで1年半かけて購読しました。
    購読する前から多少知識はありましたが、いまいちな作品しか作れないじょうたいでした。購読後とりあえず友達に聞かせられるようなものが作れるようになり、ためしに友達に聞かせたら「ヘ-、動画にアップすれば」とかいわれてしまいました。(まだしてませんが)
    ボ-カロイドのライブラリとして考えると値段は安くありません。
    でも、音楽教室に1年半かよったとおもえば安いと思います。
    付属のシンガ-ソングライタ-はなかなかしっかりしたつくりで、音源のシンセや曲を仕上げるミキサ-も充実しております。
    最近になってヤマハのキュ-ベ-スを購入し乗り換えたのですが、それと比べてもシンガ-ソングライタ-は悪くないと思いました。ただしキュ-ベ-スはボカロとカラオケを同時に編集できるのでそのへんはだんとつにキュ-ベ-スが便利ですが、
    肝心なラナの性能はというと、調教しないデフォルトの状態でもあかるくはきはきとしてかつぜつもいいです。いまでは他のボカロライブラリも持ってますがラナがいちばん気に入ってます。
    これからボカロを始めるけどなにをそろえてなにを勉強すればいいかわからないひとは購入してそんはないと思いました。
    いや、むしろお勧めです。う-ん・・たぶんぜったい買ったほうがいい。

    | ひとし | 返信
    • ありがとうございます。
      この記事は創刊前に買ったので、今では当てはまらない部分もあります。
      私は1号しか買っていないので、教材自体の良し悪しは分かりませんが、音楽教室に通うことを考えれば安いという発想はありませんでした。
      なお、Ranaのみが欲しい場合、現在はライブラリが単体販売されているのでそちらを買ったほうがいいでしょう。

      | ありにゃん | 返信

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