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「ボカロPになりたい!」創刊号レビュー

2014年9月9日(火)に分冊百科「ボカロPになりたい!」が創刊。

「ボカロPになりたい!」はお買い得なのか?」で散々いろんなことを書いてきましたが、事前に公開された情報のみに基づいているという。

第2号が既に発売された中、創刊号を実際に買ってレビューしてみます。

※この記事の大部分は9月23日に書いており、翌日24日に公開するはずでした。しかし体調不良により大幅に遅れ、記事の内容も本来より短くなってしまいました。せっかく書いたので一応公開しておきます。

注意事項

  • 付属のVOCALOID 3 EditorはWindows 8.1 Proでテストし、それ以外のソフト、コンテンツはWindows 7 Professionalでテストしてます。

用語集

タイピングが面倒なので、以下の文章では省略した用語を使います。特にエディタやライブラリは他の分野では違う意味に使われている可能性があるのでご注意あれ。

  • ボカロ…VOCALOID(ボーカロイド)。ヤマハが開発した音声合成技術。
  • DAW…デジタル・オーディオ・ワークステーションのこと。パソコンでの音楽制作 (DTM) に使うソフト。
  • エディタ…VOCALOID 3 Editor。VOCALOIDシーケンスファイル (VSQX) を編集するためのソフト。
  • ライブラリ…VOCALOIDライブラリ。VOCALOIDの歌声データベース。「ボカロPになりたい!」にはRanaが付属。
  • MMD…MikuMikuDance。樋口優氏が作成した3Dモデル(MMDモデル)を躍らせることができるソフト。

なお、パソコン用語に関しては、各自ググって下さい。

レビュー

ビデオではインストール方法なども一から順番に示されていました。パソコンを使い込んでいる私はインストールはさっさとやってしまうのですが、パソコン初心者はインストールが難しい作業なのでしょう。ちなみにプログラミングでも開発環境の構築で躓く人が多いそうです。

VOCALOID 3 Rana

実はアクティベートしなくてもエディタとライブラリの試用は可能。使用期限はエディター、ライブラリともにインストールした日となっています。

VOCALOID3 Editor について

エディタのバージョンはV3.0.6.0(執筆時点での最新版はV3.1.1.0)。

VOCALOID3 Editor エディタ画面

エディタは一般販売されているものと機能的に変わりません。付属のデモソングはオワタPのステマ曲「素敵な魔法の799」です。

VOCALOID3 Editor VSTプラグイン VOCALOID3 Editor Jobプラグイン

JobPlugin、VSTプラグインも使用可能。

Ranaの声は、良い意味で素人っぽいと思いました。プロの歌手とはまた違う感じです。むしろ素人っぽいほう初心者が扱いやすいと思います。明るいポップスに合いそうです。

SSW for Rana

シリアル番号を入力してアクティベートしないと、起動ができないようです。なので、省略。

MMD

DVDに収録されているMMDのバージョンは9.12でしたが、これを書いている時点で作者サイトで配布されているMMDのバージョンは9.22となっていました。

ビデオではエラーが出て起動できない時の対処法も紹介されており親切でした。パソコン初心者は「ランタイム」とか言われても何それ?と思うでしょう。なお、テスト環境 (Windows 8.1 Pro) ではDirectXランタイムがインストールされていなくて起動できませんでした。メインPC (Windows 7 Professional) では正常に起動しました。

MMD Rana

Rana公式モデルが付属しています。ちなみにRanaのかな表記は「らな」だそうです。

ところでなんで「Rana」と名付けたのかな…? 単に音で名付けただけかもしれない。

買うべき人

こういう人は買ってもいいと思う。

パソコン初心者

それでも、Windowsの基本操作(マウス操作、エクスプローラーの操作など)ぐらいはできないとキツイかも。逆に言えばそれだけでもボカロPになれるってことですな。

古いDAWでもいい人

付属の作曲ソフト、SSW Liteはバージョンが7です。これを書いている時点での、SSW Liteの最新バージョンは8で、既に9の発売も発表されています。作曲ソフトが古くてもいいって人は買ってもいいでしょう。

RanaのMMDモデルがほしい人

創刊号にはRanaのMMDモデルが付属します。RanaのMMDモデルのために創刊号だけ買うのもありでしょう。ただし、創刊号だけしか持っていなくてもRanaのMMDモデルを自分の作品に使っていいのかどうかは分かりません。

買うべきではない場合

逆にどのような場合は買うべきではないでしょうか?

パソコン操作に慣れている

ボカロやDAWが初めてでもパソコン歴が長くパソコン操作に慣れている人、インストールをさっさとやってしまう人は退屈に感じるかも。例えばWindows 3.1時代から使っている私が該当。他の本を買いましょう。

ライブラリ目当て

購読料にはライブラリ、エディタ、DAWの料金も入っています。他のソフトがそろっているのにライブラリのためだけに買うのはお金がもったいないです。ライブラリが単独販売されるのを待ちましょう。

ボカロライブラリ、ボカロエディタ、DAWのうち1つでも既に持っている

上に同じ。

最新のDAWを使ってみたい

「古いDAWでもいい人」と逆に「最新のDAWで作曲したい!」って人には向きません。

Piapro Studioを使っている、または使う予定

RanaはPiapro Studioに対応していません。

プロの歌手のライブラリが欲しい

Ranaの歌声はプロの歌手ではない印象がありました。やっぱりプロっぽいライブラリがいいって人は、自分で買うか、体験版を使ったほうがいいです。

どうしてもミクさんがいい!、リンちゃんじゃなきゃ嫌!…etc

素直に自分の好きなライブラリを買いましょう。

Macユーザー

「ボカロPになりたい!」はWindowsのみ対応です。MacユーザーはCubase+ボカキューかVST/AU対応DAW+Piapro Studioをおすすめします。※Windowsパソコンも持っている、Boot Campなど、Windows環境もある場合はこの限りではありません。

Windows XP(またはそれ以前)ユーザー

同じWindowsでもXP以前には非対応です。そもそもXPはサポート終了しています。さっさと7に乗り換えましょう。また、Vistaはボカロ(エディタ、ライブラリ両方)の動作保障対象外となっています。

まとめ

ボカロやDTMが初めてで、パソコン初心者で、かつ古いDAWでもいい人、またはRanaのMMDモデル目当ての人(創刊号のみ)は買いだと思う。でも、それ以外の人は買わない方がいいと思う。創刊号だけで判断がつかない場合は2号以降も様子を見て買うかどうか決めたらいいです。2号以降を買うつもりがない私が言うことではないけど。

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