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Windows 10 Technical Preview を使ってみた

米国時間の10月1日(日本時間では10月2日)、Windows 10 Technical Preview が公開。早速、仮想環境にインストールして使ってみました。

8.1 Preview の時と違って、早めにレビュー記事を公開することが出来てよかったと思う。

注意事項

  • 2014年10月現在の情報に基づいており、製品版とは異なる点があるかもしれません。
  • VMware Player上で、32bit版を使用しております。メモリーは4GB、ディスク容量は60GBに設定しております。
  • あくまでもテスト用なので、以下の条件に当てはまる場合のみインストールして下さい。
    • PCに詳しくない場合はインストールしない。
    • 普段使用している環境にインストールしない。
    • インストールは自己責任で! 何かトラブルがあってもマイクロソフトや私などは責任を取れません。
    • 多少の英語が読める。ありにゃんの超訳で解説をしていますが、間違っているかもしれません。
  • テスト用という性質上、インストール方法などの質問は受け付けません。ご了承下さい。

ダウンロード

入手先はこちら。上記の注意事項でも書きましたが、インストールは自己責任でお願いします。

ページは日本語表記ですが、これを書いている時点では日本語版は存在せず、英語(米国・英国)版、簡体中国語版、ブラジルポルトガル語版のみとなっています。私は中国語やポルトガル語は全然わからないので、当然ながら英語版をダウンロード。

ISOファイルとなっているので、DVDやUSBメモリーからインストールしたい場合は、ISO書き込みツールなどをDVDやUSBメモリーを使って書き込んで下さい。私は仮想環境にインストールしたので、直接ISOファイルを読み込みました。

インストールする前に以下を読むことを強くお勧めします。

インストールと初期設定

詳しい解説が他サイトにもあるので手短に。

Windows 10 Technical Preview (x86) セットアップ画面

表示言語は英語版となりますが、日付・時刻の表示、IME、キーボードの種類を日本語にすることも可能です。その後は画面の指示に従ってインストールして下さい。詳しいインストール方法は他のサイトを参照して下さい。

Windows 10 Technical Preview (x86) 設定

インストール完了後、初期設定となります。既定の設定のまま使う場合は「Use express settings」、設定を個別に変える場合は「Customize」を選択します。

Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 ネットワーク

ネットワークに接続している場合に表示されます。家庭や職場のネットワークを使っている場合は「Yes」、公共のネットワークを使っている場合は「No」を選択して下さい。

Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 カスタム 1Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 カスタム 2Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 カスタム 3

「Customize」を選択した場合に表示される設定項目。超訳で解説しようと思いましたが、疲れた、ほぼ8.1と同じだろうという無責任な理由でやめました。ググれば意味が分かると思います。

Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 Microsoft アカウント

マイクロソフトアカウント。デタラメなメールアドレスとパスワードを入力してエラーになった後、ローカルアカウントの作成も可能となります。

Windows 10 Technical Preview (x86) 設定 他のPCの設定を引き継ぐか

別のPCでログインしたことがあるマイクロソフトアカウントでログインした場合は、このような画面が表示されます。設定を引き継ぎたい場合は該当のPCを選択して下さい。新たなPCとして設定する場合は「Set this up as a new PC instead」を選択して下さい。

インストール終了後

Windows 10 Technical Preview (x86) デスクトップ

セットアップが完了するとデスクトップが表示されます。8.1とは違って初期の壁紙が水色系に戻りました。黄色系は不評だったのでしょうか…。なお、ごみ箱がいっぱいですが、少し使い込んだ後に撮影し直したのでお気になさらず。

Windows 10 Technical Preview (x86) Windows について

内部バージョンは6.4です。

Windows 10 Technical Preview (x86) メモ帳 日本語入力

日本語も入力可能です。

Windows 10 Technical Preview (x86) Internet Explorer 日本語のページを表示

日本語のページも表示可能です。

時間短縮のため未確認ですが、日本語のアプリも多分動くと思います。

使い方はこちら。目を通しておくといいかも。

スタートメニュー

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー

スタートボタンをクリックすると、みなさん待望のスタートメニューが復活していました。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー 全てのアプリ

全てのアプリ。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートボタン コンテクストメニュー

8.1と同じくスタートボタンを右クリックするか、Windows キー+Xでメニュー(名称不明:スタートボタンのコンテキストメニューと呼ぶことにします)が表示されます。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタート画面

Windows 8上級者の方に朗報。スタート画面を使う設定にすることも可能です(後述)。私は8上級者じゃないのですぐにスタートメニューに戻しましたが。

タスクバーとスタートメニューのプロパティ

タスクバーか、スタートメニューのメニュー以外の場所を右クリックし、「Properties」を選ぶと、タスクバーとスタートメニューのプロパティが表示されます。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクバーとスタートメニューのプロパティ タスクバータブ

タスクバータブ。Aero Peek(タスクバーの右下をポイントすると非アクティブウィンドウが透明になる)は初期設定では無効です。「Use Peek~」にチェックを入れるとPeekが有効になります。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクバーとスタートメニューのプロパティ ナビゲーションタブ

ナビゲーションタブ。初期設定で左上をポイントするとチャームが表示されるようになっていますが、私の環境では表示されませんでした(Windows キー+Cでは表示されます)。

前述のスタートボタンのコンテキストメニューでコマンドプロンプトをPowerShellに置き換えることもできます。

スタート画面の代わりにスタートメニューを使用する設定(後述)にしている場合、スタート画面関連のオプションのほとんどは無効です。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクバーとスタートメニューのプロパティ スタートメニュータブ

スタートメニュータブ。「Use the Start menu instead of the Start screen(スタート画面の代わりにスタートメニューを使う)」をチェックするとスタートメニューを、外すとスタート画面を使う設定になります(切り替えるにはログアウトする必要があります)。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクバーとスタートメニューのプロパティ スタートメニューのカスタマイズ

「Customize」ボタンをクリックすると、スタートメニューに表示される項目を変更できます。初期設定ではドキュメント、ピクチャ、PCの設定が表示されるようになっています。全てのアプリの項目として管理ツールを表示することもできます(7以前のようにスタートメニュー直下に表示することは不可)。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクバーとスタートメニューのプロパティ カスタマイズしたスタートメニュー

全ての項目を表示しようと思いましたが、表示しきれなくなったので、表示する項目を絞りました。エクスプローラーにピン留めできる項目はなるべくピン留めしました。7の時は表示する項目数が増えるほど、スタートメニューも縦に伸びたんだけどなぁ…。

ツールバータブは7以前と変わりないので省略。

スタートにピン留め

スタートメニューの右側はタイルになっています。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー メモ帳とペイントをピン留め

好きなアプリをピン留めすることができます。デスクトップアプリでも可。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー ペイント コンテクストメニュー

ピン留めするアプリを右クリックして、「Pin to Start(スタートにピン留め)」を選びます。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー ニュース コンテクストメニュー

ピン留めしてあるアプリを右クリックすると表示されるメニューです。Resizeでタイルのサイズを変更することができます(WideとLargeはストアアプリのみ)。「Unpin from Start(スタートからピンを外す)」を選ぶとピン留めを解除することができます。

デスクトップアプリしか使わない人は、最初からピン留めしてあるストアアプリを全てはずし、デスクトップアプリのみピン留めすれば快適に使えるかもしれません。私は面倒だから試していないけど。

仮想デスクトップとタスクの切り替え

Windowsでついに仮想デスクトップ機能が追加されました。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクビュー

タスクバーの左から2番目のアイコンをクリックすると、タスクの切り替え(タスクビュー)ができます。Windows+Tab キーでも同じ機能が使えます(7まではAeroフリップ3Dが割り当てられていました)。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクビュー 新しいデスクトップ

下の「Add a Desktop(デスクトップを追加)」を選択すると、新しいデスクトップが追加されます。

ストアアプリ

興味がないので手短に参ります。

Windows 10 Technical Preview (x86) ストア

上部にメニューが表示されるようになりカテゴリー選択がしやすくなりました。

Windows 10 Technical Preview (x86) ストアアプリ ウィンドウ

ストアアプリがウィンドウで表示できるようになりました。このように並べることもできます。ただ解像度が低いせいか、ウィンドウが重なってしまっているのが残念です。日本のニュースが表示されていますが、特に他意はありません。

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトも地味に強化されています。

Windows 10 Technical Preview (x86) コマンドプロンプト

例えば、テキストが折り返されるようになりました。

Windows 10 Technical Preview (x86) コマンドプロンプト テキストの折り返し

ウィンドウのサイズを変更してもテキストの折り返しが変更されます。

その他、Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けなどもできるようになりました。

Windows 10 Technical Preview (x86) コマンドプロンプト プロパティ 実験タブ

これらの機能が使えない場合は、コマンドプロンプトのプロパティのExperimental(実験)タブで「Enable experimental console features(実験的機能を有効にする)」をチェックが入っているかどうか確認して下さい。

さらに使いたい機能にチェックが入っているかどうかも確認して下さい。例えば、テキストの折り返しを有効にしたい場合は「Wrap text~」に入れます。

正式版では正式な機能になるかも知れません。

Windowsの機能

Windows 10 Technical Preview (x86) Windowsの機能

8と同様、.NET Framework 3.5は初期設定で有効になっていません。IEのバージョンは11です。

Windows 10 Technical Preview (x86) ASoft .NET Version Detector 14.3

.NETのバージョンを表示するASoft .NET Version Detector 14.3を起動したところ、.NET Framework 4.5は未知のビルドとなっていました。

インターネット インフォメーション サービス(おまけ)

激しく誰得なので、興味のない人はスルー推奨。

マイクロソフトのWebサーバー、インターネット インフォメーション サービス (IIS) も付属しています。Windowsの機能の「Internet Information Services」を有効にしてインストールしてみました。

Windows 10 Technical Preview (x86) IIS マネージャー

IIS マネージャー。

Windows 10 Technical Preview (x86) IIS デフォルトWebサイトのトップページ

IEの「localhost」と打ち込んでみます。デフォルトWebサイトのトップページ。

Windows 10 Technical Preview (x86) IIS デフォルトWebサイトのトップページ HTTPレスポンスヘッダー

HTTPレスポンスヘッダー。バージョンは8.1や2012 R2に付属のIISと同じく8.5となっています。ETagは一応ぼかしております。

動作確認が終わったらIISを無効にしています。ASPやASP.NETの動作確認は時間短縮のためしておりません。

長所と短所

長所

長所を7つ。

スタートメニューが復活した

これが一番大きい。みんな(一部の上級者は除き)待ち望んでいたことだと思います。これだけでまともなWindowsになると言っても過言ではないでしょう。

メトロに飛ばされなくなった

スタートメニューの復活と並んで、まともなWindowsになる一歩。

ストアアプリをウィンドウ表示できるようになったのも長所です。フルスクリーン表示しかできないのはMS-DOS時代に逆戻りしたような感じでしたから。

チャームが必要なくなった

8.1ではチャームがなかなか出ず、イライラしていました。Windows キー+Cで出せますが、ショートカットキーを知っている人と知らない人で快適さに格差が生じるのです。

チャームの項目のほとんどがスタートメニューで完結するようになったので、チャームの出番がなくなりました。

ウィンドウに影が表示されるようになった

上が8.1、下が10。分かりづらいけど10のウィンドウには影がついてます。

Windows8.1 ウィンドウ

Windows 10 Technical Preview (x86) ウィンドウ

8.1ではウィンドウが平面的になり、影もなくなり、境界線の色も薄かったので、ウィンドウの境界が分かりませんでした。

10ではウィンドウに影が表示されるようになったのでウィンドウの境界が分かりやすくなりました。

タスク切り替えのサムネイルが大きくなった

Vista時代からタスク切り替え時(Alt+Tab)にサムネイルが表示されるようになりましたが、小さくて内容を把握するのは困難でした。

Windows 10 Technical Preview (x86) タスクの切り替え

上は10でAlt+Tabキーを押した様子。タスクビューやWindows+Tab キーと違って、同一デスクトップでのみ切り替えできます。サムネイルのサイズが大きくなったので、内容を把握でき、タスクの選択がしやすくなりました。

ストアのメニューが最初から表示されるようになった

8.1では右クリックしないとメニューが表示されなかったので、操作方法が分からずイライラしました。

私はストアを使いませんが、使う人にとってはうれしいですな。

コマンドプロンプトが地味に強化

テキストが折り返させるようになったり、普通のテキストエディタの感覚でコピペできるようになったり、ショートカットキーが使えるようになったり。

詳細はこちら。

使わない人にとっては無縁だが、使う人にとっては嬉しい進化。

短所

手のひら返しで短所を3(実際はスタートメニュー関連で7+それ以外で2)つ。

スタートメニュー関連の短所

長所として「スタートメニューが復活するだけでまともなWindowsになる」と書きましたが、やっぱりスタートメニュー関連の短所が目につくわけです。

  • スタートメニューのタイルが邪魔
  • 7のようなスタートメニューに戻せない
  • シャットダウンが1クリックでできなくなった
  • スタートメニューに全ての項目が表示できない
  • 管理ツールがスタートメニュー直下に表示できない
  • スタートボタンを右クリックしても「エクスプローラー」や「プロパティ」が表示されない
  • メニューを右クリックしても「Collapse(折りたたみ)」しか表示されない

特に最初の2つ。7のスタートメニューに慣れている私につらいです。人によってはXP、さらに2000のスタートメニューがいいってこともあるのです。2000風、XP風、7風のスタートメニューに戻せるオプションを用意すべきでしょう。慣れの問題かもしれませんけど。

その他も人によっては効率性が低下します。一般ユーザーが管理ツールを使うことはないのかもしれませんが、使う人にとっては重要なのです。

下から2つはスタート画面をスタートメニューに改造してからこうなっているんでしょう。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー Windowsアクセサリ コンテクストメニュー

以下はスタートメニューのアクセサリを右クリックした状態。

Windows 7 スタートメニュー アクセサリ コンテクストメニュー

以下は7で同じことをした状態。「開く」や「エクスプローラー」は同一フォルダにある複数のプログラムを開くときなどに重宝しています。その他アプリのコンテクストメニューも簡略化されています。

これらの短所が解消されない限り7を超えられないでしょう。

アイコンと背景が同化している

フラットデザインの難点が出た模様。

Windows 10 Technical Preview (x86) スタートメニュー Windows System

以下はスタートメニューの全てのアプリでWindows Systemを開いた様子。色を青系に設定している場合、「Default Program」と「Devices」のアイコンが背景に同化して見づらくなっています。選択したら識別できるようになりますが。

アイコンの変更、場合によってフラットデザイン以外のアイコンも検討すべきです。

ウィンドウの影が薄すぎ、広がりすぎ

上記の長所で示した8.1と10のウィンドウの違いが分かりにくかった人もいると思います。影が付いたのは嬉しいですが、薄すぎて背景によって分かりづらくなるかもしれません。影が広がりすぎるのも分かりづらくしています。

Windows 7 ウィンドウ

7のように濃くて狭い影のほうがウィンドウの境界が分かりやすいです。

やっぱり7のほうがいい(まとめ)

8よりは大幅に良くなりました。しかし、まだまだXPや7のほうがいいです。7が(Proも含めて)販売されているうちは7を選びますし、サポート期間中は7を使い続けようと思います。

製品版がどうなるか分かりませんが、今パソコンを買う方は現時点では7をおすすめします。

一応、付属の「Windows Feedback」アプリで上記の短所をマイクロソフトに送りました。私は英語が苦手なので英文を書くのに苦労しましたが。同感だと思う人が多ければ実現するかもしれません。製品版で改善されなければ、私の苦労が水の泡になります…。

7がいいっていう感想文となりましたが、実はXPが今でも一番だと思ってます。7は現役なものでベストってことです。

製品版に期待しましょう。8系は早く窓から投げ捨てるべき。7どころかXP (5.1) の使い勝手を取り戻すべき。消費税はただちに5%に戻すべき。

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